2013年1月14日月曜日

建物巡りvol.05 上野

新年明けましておめでとうございます。
本年も宜しくお願いいたします。
お正月休みを利用してディズニーランドに
行ってきました。
十数年ぶりにエレクトリカルパレードまで
楽しみました。
子供の成長と共に、ここまで惹きつける
この夢の国はすごいと思います。

夕景のシンデレラ城です。
こういう美しさを見てしまうと、大人でさえも
惹きつけられる理由がわかる気がします。
照明の使い方、シルエットの見せ方など、
子供のように楽しんだのと同時に、勉強にも
なりました。
・・・しかし、この時間くらいになると足が
ギブスをしてるみたいに!!!
足の疲れが取れてないまま、次の日は美術館、博物館の宝庫でもある上野に行ってきました。
こちらは数寄屋建築の巨匠、吉田五十八の設計である日本芸術院会館で1958年に建てられました。
今はありませんが、歌舞伎座や吉田茂元内閣総理大臣の住宅を手がけた方です。水平に延びる外観は今なお美しいのですが中には入れないので、休日の人通りの中、
ここで足を止めてるのは我が家だけ???
こちらは前川國男の設計である東京文化会館です。コルビュジエの弟子の一人で、1961年に建てられました。建物の高さは西洋美術館に合わせて建てられているので、ダイナミックではありますが美しくもあり、師であるコルビュジエの西洋美術館を見てるような気がして、少しホロッとしてきます・・・・私だけ??横浜の日野にある中央図書館や桜木町にある県立図書館、婦人会館、青少年会館など
横浜にもゆかりがありました。


言わずと知れた西洋美術館で1959年に
建てられました。いつ見ても美しいと思いますが、彼の建築構想の1つであるピロティは改築のときにロビーを広げる為半分になってしまいました。その為、せっかくのコルビュジエ感が薄れてしまってるのは残念です。また、オジナル設計だと外部から取り込んだ自然光で絵画の変化を楽しむようになってますが、絵が日焼けしてしまう等の理由でコンセプトは残しながら、照明で代用してます。それ以外の天井の高低のつけ方や、緩やかなスロープなど、ここ日本で彼の作品に触れられて、すごく幸せな気分でした。

・・・・とここで、もう少し回ろうと思ってたのですが、足が前に進まず断念。
この写真は何年か前に行った時のものです。
谷口吉生が設計した法隆寺宝物館で、時代はぐっと近くなり1999年に建てられました。水に佇むように建てられています。その水付近に小さく写ってるのが数年前の我が子達です。このころはまだ手をつないで歩いたりしてかわいかった。今はつないでくれない。。。

まだまだ魅力ある建物があるのですが、
この辺で終了します。
何か今回はうんちくが多かったですね。すみません。。。
ここまで読んでいただきありがとうございまた。